音楽と写真とアフリカンナイト 〜ジンバブエの音楽家達〜 高桑常寿×スミ・マズィタテグル


アフリカ・ジンバブエ、真夜中のライブ会場。

そこにいるのは、私と高桑氏、
その2人以外は全てジンバブエ人たちだった。
ジンバブエ人たちは、
国民的スターのミュージシャン”スルマニ”のライブを楽しみに来ていた。

ライブも佳境に入り人々が盛り上がり出した時、
高桑氏がおもむろに舞台へ行き、スックとカメラを構え、
熱唱するスルマニの目と鼻の先で、
”バシャッ”、”バシャッ”
と写真の撮影を始めた。

突然あらわれたアジア人カメラマンの姿に観客達は唖然とした。

高桑氏はそんな視線をものともせず、
大きく足を開き両手でカメラを構え、
ひたすらにカメラのシャッターを切り続けた。

そこにはカメラマンとミュージシャン、
プロとして歩んできた2人の生き様があった。
他の者が立ち入る事ができない空間が現出していた。

フランス、ベルギー、JICA、日本外国特派員協会、
様々な場所で個展を開催してきたカメラマンの”高桑常寿氏”が、
先日、富士フィルムイメージングプラザでの写真展を終えられました。

そこには、
2019年12月から2020年2月まで高桑氏がアフリカ、ジンバブエに滞在し、
撮影したミュージシャン達の巨大なポートレートが所狭しと並びました。

ミュージシャン達の生き様がアリアリと写し出されているポートレートたち、
まさにミュージシャン達の人生と高桑氏の魂が込められた作品たち。

3月13日、Zoomを使って、
高桑常寿氏にスミ・マズィタテグルが話を聞く形での対談をします。
とても深い話になることは間違いありません。

アフリカのミュージシャンたちは、
日本で想像する”ミュージシャン”とはちょっと違います。

奴隷制度からの開放のために闘い歌い続けてきた者、
権力社会に虐げられた国民たちの期待を背負ってきた者、
代々の伝統・祈りを受け継いできた者、
彼らは楽器を持ち、
一生をかけて、ただひたすらに歌い、奏で続けます。

彼らの表情には、それまで歩んできた彼らの道のりが、運命が深く刻み込まれています。

今回は、高桑氏がジンバブエで撮影してきたミュージシャンたちの写真や音楽と共に、
高桑氏が体験して見てきたアフリカ・ジンバブエの話をうかがいます。

なかなか海外にいけない今、
一晩だけでもちょっと旅気分、
アフリカのディープな夜へ、アフリカンナイトへお越しください。

スミ・マズィタテグル

イベント詳細

日時:3月13日(19:30〜21:00)
料金:1500円

チケット購入URL
https://zimbabwe.peatix.com/

先日の写真展のプレスリリース

対談出演者プロフィール

高桑常寿

1955年 名古屋市生まれ。エディトリアル・デザイナー、編集者を経て、その間に写真を撮り続けた結果、30歳からカメラマンとして独立。以後、グラビアを中心に活動。写真集多数。

スミ・マズィタテグル

愛媛県出身。2007年8月、飛行機をほとんど使わず陸路
での世界一周を達成。この世界一周の途中、ジンバブエに住むショナ民
族が奏でるムビラという楽器に出会い、それから14年間毎年ジンバブエ
に通い修行を続けている。
現在、ジンバブエでのショナ民族が開催する儀式やアフリカのライブで
演奏し、台湾・日本でも演奏、またムビラの演奏法を教えている。