ジンバブエ音楽情報室


ジンバブエミュージック

音楽国家ジンバブエ!首都ハラレは音楽の都です。街ではいたるところで大音響の音楽が鳴り響き、田舎では太鼓やムビラの音色がこだまする。ジンバブエの音楽情報をまとめてみました。

 

♪Winkey D(レゲエ-ダンスホールミュージシャン)の映像♪
レナード・デンボ、トーマス・マプゥーモ、オリバー・ムトゥクジ、ジンバブエのこれまでの歴史の中で伝説となってきたミュージシャンたちを称えリスペクトしている曲。若くて最近のアーティストなのにも関わらず、自分のルーツを忘れずに、土臭い音楽をリスペクトしている。ジンバブエの最近のミュージシャンは忍者が好きで、リリックに”ニーンジャ!”という言葉を入れてきたりする。

♪noxの映像♪
この人の曲はとてもスウィート、ほとんどがラヴソング。ジンバブエだけでなくアフリカ各国で人気があり、特に女性のファンが多い。

♪ゴスペルミュージシャンの映像♪
ジンバブエのゴスペルは凄い。低音と中音と高音と。音程ごとに人が分かれて合唱する。お金をもらうためにバスの中にゴスペルの人たちが入ってきて合唱し出すと、その凄い迫力に鳥肌が立つ。

ジンバブエ音楽カテゴリー

Mbira(ムビラミュージック)

500年から1000年の伝統があると言われるジンバブエの伝統音楽。その音色は先祖の精霊を呼ぶ、と言われ、今でも盛んに先祖の精霊を呼ぶためにムビラを演奏する儀式が行われている。儀式以外にも様々な状況で演奏され、例えばバスに乗っていても、バスの乗客がムビラを弾いて楽しんでいるような光景を見ることもある。

Chimurenga(チムレンガミュージック)

Thomas Mapfumo(トーマス マプモ)が先駆者であり、チムレンガミュージックは人気のある解放闘争ミュージックであった。その音楽はジンバブエのショナ伝統のムビラミュージックにひらめきを得ている点が大きい。伝統的なムビラミュージックのリズムとメロディをコピーしたものをギターで演奏し、通常は社会的や道義的なメッセージを含む歌が歌われる。その上、多くの歌ではムビラも演奏される。いくぶんダンス向きで、時にはトランス感覚な気分にさせる音楽である。

♪チムレンガミュージックが聴ける映像♪
ジンバブエが生んだ伝説のミュージシャン、トーマス・マプゥーモの音源。

Jit(ジットミュージック)

ハラレビートともたまに呼ばれる。ジットミュージックはジンバブエでもよく知られる熱烈なダンスミュージックである。1980年代にBhundu Boys(ブンドゥーボーイズ)とThe Four Brothers(ザ・フォーブラザーズ)を通じて、世界に知られるようになった。早いビートで一定のフレーズを繰り返すギターと早いビートのドラムサウンドが特徴である。兵士が持ち帰ってきたタンザニアのギターテクニック、コンゴのルンバミュージックのベースサウンド、チムレンガミュージックにおけるムビラビートを奏でるギターテクニックの影響を受けており、種々の音楽のるつぼである。

Rhumba(ルンバミュージック)

熱狂的なアフロポップとして知られる。コンゴ起源の音楽であり、1970年代から80年代にかけての ハラレ(ジンバブエの首都)でのコンゴ人のルンバミュージックバンド達の努力によってジンバブエに広まった。彼らの重いベースサウンドと複雑なギターは、やがてはアレンジされてジンバブエの音楽となった。ほとんどの外国の音楽のようにショナ語の歌詞が付けられ、踊りやすい音を完成するためにムビラのリズムが付け加えられた。ルンバミュージックは1980年代に全盛を迎える。今では、その人気は衰えているが、ジンバブエミュージックシーンに大きな影響を与え続けている。

Sungura(スングラミュージック)

ジンバブエのルンバミュージックとジットミュージックから派生した音楽であり、ジンバブエで極めて人気のある音楽である。重厚なベースギターサウンド、卓越したボーカルと高速で演奏されるギターを特徴とする。メインとなるギターの音はリードギター、リズムギター、ベースギターの3種の音色が混じっていることが多く、時には1種、時には2種類、時には3種のギターの音が交わりながら音楽が展開されていく。スングラミュージックは1990年代中盤に大ヒットし、現在、アフリカ全土にR&B旋風が巻き起こっているのにも関わらず、強い力を保持し続けている。

スングラミュージックが聴ける映像♪
現在、ジンバブエで最も人気のあるミュージシャン、アリック・マチェッソの音源。ジンバブエでは街中、バー、どこに行ってもアリック・マチェッソの音があふれている。

Soukous(スークスミュージック)

コンゴ人のバンドツアーにより広まった音楽スタイルである。ジンバブエではジットミュージックや ルンバミュージックと比べると知名度は低い。ジンバブエのスークスミュージシャンはコンゴ人である事が多い。

Reggae(レゲエミュージック)

国外で大成功しているジンバブエレゲエアーティストは少ないけれども、レゲエミュージックはジンバブエ国内でも人気のある音楽の1つである。

ジンバブエミュージシャン

Alick Macheso & Orchestra Mberikwazvo(アリック・マチェッソ)

1990年代後半以降、アリック・マチェッソはジンバブエで一番有名な近代音楽ミュージシャンである。1968年に生まれ、青年時代を地方のバンドに所属することで経験をつんできた。アリック・マチェッソはベースギターの演奏テクニックと独特のスングラーミュージックビートを Khiama Boysのようなバンドに所属することで磨いてきた。アリック・マチェッソは1990年代後半にKhiama Boysを去ることを決断する。そして、Bhundu BoyのRise Kagonaの助けも含めて8人を集めてOrchestra Mberikwazvoというバンドを結成し、アリック・マチェッソは彼の地位をジンバブエミュージックシーンに刻み込んだ。ファーストとセカンドアルバムは驚くような成功は見せなかったものの、Simbaradzoというサードアルバムは、アリック・マチェッソがダイヤモンドの原石であったことを証明した。Simbaradzoは35万枚のコピーを売り上げ、ジンバブエのアルバムチャートレコードをやぶった。その上このアルバムは、アリック・マチェッソをジンバブエだけではなくアフリカ一部地域でのスターの座に急進させた。彼のトレードマークであるベースギターの演奏テクニックは様々な音楽スタイルを研究してそれらのテクニックを 結集したものである。Simbaradzoの次にプロデュースしたアルバム、 Zvakanaka Zvakadaroも成功し、最初の1週間だけで10万枚のコピーを売り上げた。今ではアリック・マチェッソは、南アフリカをはじめ、イギリス、アメリカ、世界各国で知られるミュージシャンである。

Mbira DzeNharira(ムビラゼナリラ)

ムビラゼナリラは7つのムビラ(日によりますが)を使って ガリカイ・テリコティによって有名にされた”ムビラオーケストラ”を演奏するグループである。彼等は伝統的なムビラ演奏グループとしては唯一、ZBC(ジンバブエ国営放送)の人気ミュージックチャートで1位の座を獲得した強い力を持つグループである。彼等の密に音が重なったハーモニーと現代の問題を精霊に話す形で繰り広げられる歌は、たくさんの若者たちの心に触れ、ムビラ界に活力を与えている。彼らはジンバブエのテレビやラジオにコンスタントに出演しており、今後もその状況は続くであろう、と予想される。ムビラオーケストラとはたくさんの種類のムビラを一緒に演奏する奏法である。ムビラオーケストラは伝統的な演奏技術で、それはジンバブエの精霊を呼ぶ神聖な儀式において、ムビラゼナリラが忙しいスケジュールをこなしていることによっても判断できる。そこ(儀式)ではたくさんの精霊達がムビラオーケストラを認めている。彼らのレコーディングでは、数種類のムビラと、それに沿う歌、ホショ、ンゴマ(太鼓)が演奏される。加えてバラエティに富んだ面白いパーカッションも演奏され、それらのアンサンブルによって1つのCDができあがる。